ニキビとイボを治したい
ニキビの悩みを抱える女性は意外と多いです。
思春期と大人はニキビになる原因が違います。思春期のは発達の途中で毛穴に角栓がつまり、そこに皮脂が貯まることによって起こります。一過性のものなので次第に少なくなっていきますが、適切な対応をしなければあとが一生残ってしまいます。思春期の予防はまずは洗顔、優しい泡でTゾーンとおでこから洗いましょう。
食生活も重要で、バランスのよい食事と脂肪を取りすぎないようにしましょう。大人がニキビになるのは乾燥などで肌のバリア機能が低下していることが多いです。治したい方はまず洗顔と保湿をきちんと行いましょう。大人になったら油分が含まれない「ノンオイル」を選んだ方が肌への刺激が減ります。あとはビタミンCをこまめに取ることが大切です。炎症がひどくなると、シミやデコボコなどのあとが残ってしまうので、早めに対処をした方がよいでしょう。
一方、ニキビと思って皮膚科に行くとイボと診断されることがあります。イボの原因はヒトパピローマウィルスに感染してできる腫瘍です。ニキビとは原因が根本的に違うため、もちろん対策も違います。自然治癒する場合もあるのですが、ウイルスが広がったり他の人に移す可能性もあるので早めの対処が必要です。
市販の薬もありますが、部位によっては使用することができません。自分で削るとウイルスをまき散らすこともあるのでやってはいけません。皮膚科にかかって、薬やレーザー治療で完治させるようにしてください。